なぜ人は変わりたいのに変われないのか?

森の中でヨガをする女性

なぜ人は変わりたいのに変われないのか?

こんにちは、心理カウンセラーの今泉智樹です。

僕のところに相談に来る方で、「変わりたいけど、変われない」という方、ものすごく多いです。

実際に、カウンセリングをやっていると、もちろん相談内容は人それぞれなのですが、

全員「変わりたい」そう思われています。

父親との関係を改善したい。

母ともっとうまくやっていければ…。

恋人がほしい。

もっと自信を持ちたい。

お金がほしい。

うつやパニックを治したい。。。

みんな変わりたいんです。

今の自分から新しい自分へ変化したいんです。

でも、変わりたいのに変われない。。

変わりたいけど変われないという人の特徴とは?

では、なぜ人は変わりたいと思いながら、変わることができないのでしょうか?

もちろん、全員がそうというわけではなく、変わりたいと思ったら、さっさと変わるという人がいるのも事実です。

では、変わることができる人とできない人の違いはなんなのでしょうか?

一人一人細かい部分を見ていくと、きっといろんな違いはあるのでしょうが、、

そうではなく、実は、変わることのできる人とできない人は一つ大きな違いがあるのです。

変わることができる人とできない人のちがいとは?

その違いとは、、、

変わることができない人が目指しているのは、ほとんどの場合、「安定」なんです。

変われない人のほとんどが安定を望んでいる。

人間関係のうまくいかない人は、安定した人間関係を望んでいる。

お金がないという人は、安定して収入を得たいと思っている。

家族に悩みを抱える人も、安定した家族関係を望んでいる。。

つまり、一方の手で変化を求め、一方の手で安定を求めているのです。

右手で変わることを恐れ、左手で変わらないことに苛立っているんです。

安定するために変わろうと努力している。

なんだか矛盾していますよね。

でも、この矛盾には誰も気づかない。

自分を変えることができる人の特徴とは?

一方、変わりたい自分になれる人は、どうやって自分を変えているのでしょうか?

きっと、あなたの周りにもどんどん成功している。そんな人がいると思います。

そんな人を見ていると、「いいなあの人は…」「自分もああなりたい…」そんな思いが湧いてきたりする。。

でも、どうでしょうか、、

あなたがいいなと思うその人。

安定したいと思っているのでしょうか?

僕の周りにもうらやましいくらい成功している人がたくさんいます。

でも、その人たちは、みんな安定なんて望んでいません。

というか、逆に、新しいことにどんどんチャレンジしていっている。

安定よりもなりたい自分を目指しているんです。

変わりたいけど変われないという人が理想の自分を手に入れるために必要な考え方とは?

変わりたいけど変われない。という人は安定を目指している。

先ほどそう書きました。

でも、きっと、安定を目指したくなるような現状があるのだと思います。

きっと不安でいっぱいなのだと思います。

でも、一つ知っておいてもらいたいことあるです。

「諸行無常」という言葉を聞いたことありますか?

仏教の基本的な考え方の一つだそうです。

“日蓮宗いのちに合掌”より引用

諸行無常―すべてはうつり変わるもの 世の中のあらゆるものは一定ではなく、絶えず変化し続けているという真理です。 世の中の物事は常に変化を繰り返し、同じ状態のものは何一つありません。それにも関らず、私たちはお金や物、地位や名誉、人間関係や自分の肉体に至るまで、様々なことを「変わらない」と思い込み、このままであってほしいと願ったりもします。それが、「執着」へとつながるのです。このような苦しみにとらわれないためには、ものごとは必ず変化するのだということ、全てが無常の存在であることを理解することが大切です。

諸行無常(しょぎょうむじょう)つまり、この世の中に安定なんてどこにもないのです。

だから、変わりたいけど変われない。そんな自分を変えるためには、まず安定を手放す覚悟をしてください。

そして、今あなたにできることをやるのです。

変わりたいけど、変われないという人がやるべきこと。

「今あなたにできることをやりなさい。」

これもよく聞く言葉だと思います。でも、多くの人が行動できない。

それは、何度も言うように「安定」を望んでいるから、つまりみんな失敗したくないんです。

『行動しなければ何も変わらない。』みんなそんなことはわかっているんです。

でも、失敗したらどうしよう。と、失敗しない方法を探しはじめる。。

ちょっと、山登りをイメージしてください。

登りたい山の頂上が見えている。。

でも、そこに失敗しないで何とか早くたどり着きたい。

どこかに、そこに少しでも楽に早くたどり着ける道がないだろうか?

そうやって、山のふもとを、近道探しで歩き回る。。

でも、どんなに近道を探しても、そんなもの見つからないのです。

そして、目的の頂上へは少しも近くことができない。

目的に早く到着するために必要なこととは

近道を探して、どんなにふもとを歩き回っても、少しも頂上に近くことはできません。

では、どうすればいいのか?

答えは簡単です。

あなたの手を伸ばし、手のかかるところにつかまって、グイッと上に上がるのです。

すると、きっとどこかに足をかけるところが見つかるはず、

そしてまたそこに足をかけて一歩上に上がるのです。

一歩上がることができると、今度は今まで見えなかった景色が見えて来ます。

少しでも上に上がることができたから、次に手をかける場所が見つかるのです。

つまり、新しい自分に向かって、今手のかかるところ(今自分にできること)をしっかりと掴んで上に上がるんです。

それができた時、変わりたいけど変われないと言う人が初めて新しい自分を見つけることができるようになるのです。

なぜ人は変わりたいのに変われないのか? まとめ

変わりたいけど変われない。

そんな人は、変わりたいと思いながら、変わりたくないと思っている。

安定を望んでいるんです。

でも、この世に安定なんてない。常に変化するこの世の中、ここで生きていくためには、僕らも常に変わっていく必要がある。

だから、とにかく、今できることをやるんです。行動するのです。

でも、ひょっとするとあなたはこれまでなんども行動を起こし失敗してきた経験があるのかもしれません。

途中で挫折して、泣き明かした日があるかもしれません。

そして、「どうせ、行動してもうまくいかない!」そう思っていらっしゃるかもしれません。

でも、

あなたが行動に挫折したのは、それが、必要であったからであり、それは、もう行動をやめなさい。という合図ではありません。

挫折から学べという合図なんです。

挫折はチャンス!

ぜひ、あなたも今日から新たな一歩を踏み出してください。

その先に、あなたの見たこともないような世界が広がっていますから(^^)/

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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