「やる気が起きない」「何もしたくない」「このままでいいのかな…」

そんな無気力な気持ちを抱えながら、悶々と日々を過ごしている方は、実はとても多くいらっしゃいます。

頭では「動かなきゃ」とわかっているのに、心と体が動いてくれない。

そして、動けない自分をまた責めてしまう。

そんな悪循環に入ってしまうと、ますますやる気は遠ざかっていきます。

今日は、そんな「やる気が起きない」状態の本当の意味と、そこから抜け出すための考え方について、僕なりの視点でお話ししたいと思います。

無気力な女性

「やる気が起きない」のは、あなたが悪いわけではない

カウンセリングの中で、こんな話をうかがうことがよくあります。

「もし何も制限がなかったら、何でもできるとしたら、何をやりたいですか?」

そうお聞きすると、多くの方が「昔から自己啓発本やセミナーで、何度もそういうことを考えたことがある」と言われます。

でも、その先に出てくる言葉はだいたい同じです。

「考えても、結局『絶対無理』って思ってしまう」

「『どうしたらできる?』と自分に問いかけても、答えは出てくるのに、結局何も行動しない」

そして、無気力な自分のまま、人生このままでいいのかな…と悶々とした日々を過ごしてしまう。

これは、決して特別な悩みではありません。

僕自身も、今でもよくあることです。

「行動しなければ何も変わらない」ということは、みんな頭ではわかっているんです。

でも、わかっていることと、動けることは、まったく別の話なんですね。

自分を責めても、やる気は生まれない

やる気が起きない自分、行動できない自分に対して、私たちはついこう思ってしまいます。

「何で私はこんなにダメなんだろう」

「やっぱり自分には無理なんだ」

そうやって自分を責めて、責めて、「自分はダメな人間だ」と自分に言い聞かせてしまう。

でも、これがいちばん危険な落とし穴です。

自分を責めれば責めるほど、人はよけいに動けなくなります。

なぜかというと、「もう失敗したくない」という気持ちが強くなるからです。

失敗を避けようとする心が、すべての行動にブレーキをかけてしまう。

つまり、やる気が起きないことに悩んでいる時、本当に必要なのは「もっと自分を頑張らせること」ではなく、「自分を責めるのをやめること」なんです。

顔を覆う女性

あなたはもう、十分に行動している

「自分は何も行動していない」

カウンセリングにいらっしゃる方は、よくそうおっしゃいます。

でも、僕から見ると、こう思うんです。

「そんな自分を変えたいと思って、ここに相談に来てくれているじゃないですか」

それは、十分すぎるほどの行動です。

今、このブログを読んでくれているあなたも、同じです。

「私は何もできていない」と自分を責めながらも、こうして文章を読み、何かヒントを探そうとしている。

それは、すでに小さな一歩を踏み出しているということなんです。

焦らなくていい。まずは立ち止まること

せっかく動き始めているのに、ここでまた自分を責めてしまうと、その小さな動きにブレーキがかかってしまいます。

そうなると、本当に動けなくなってしまう。

足りない自分を責めても、そこからは何も生まれません。

そうではなく、「できている自分」を見つけてあげることが大切です。

もし今、やる気が起きない自分を責めそうになったら、こう自分に言ってみてください。

「あわてない、あわてない、ひと休み、ひと休み」

焦らなくていいんです。

ゆっくり、自分のペースで考えていけばいい。

そう思えた瞬間が、実は変化のチャンスなんです。

「絶対無理」が浮かんできても、安心してください

気持ちが落ち着いてきたら、もう一度、自分に問いかけてみてください。

「もし何も制限がなかったら、本当はどんなことをやりたいだろう?」

本気でやりたいと思えることを、探していくんです。

「こうなったらうれしいな」

「こんな自分だったら最高だな」

そんな未来の自分を、イメージしてみてください。

その時、また「絶対無理」という言葉が浮かんでくるかもしれません。

でも、安心してください。

人は、本当に無理なことに対しては、本気で「やりたい」とは思えないものなんです。

こうなりたいと思って、うれしい、楽しいという喜びの感情が湧いてくるなら、それは無理なことではありません。

その思いは、未来のあなたから送られてきているのかもしれない。

そんなふうに考えてみると、少し心が軽くなりませんか。

まとめ。やる気が起きない時は、自分を責める前に立ち止まろう

やる気が起きない、無気力、行動できない。

そんな状態は、決してあなたが弱いからではありません。

大切なのは、頑張れない自分を責めるのではなく、一度立ち止まって、「あわてない、あわてない」と自分に声をかけてあげること。

そして、「もし何も制限がなかったら、何をやりたいか」を、ゆっくりと自分に問いかけてみることです。

うれしい、楽しいと感じられる未来のイメージは、きっとあなたの中にすでにあります。

それは、未来のあなたが、今のあなたに送ってくれているメッセージなのかもしれません。

それでは、今日も最後までありがとうございました。

笑顔いっぱいの一日になりますように。

投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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