ヒプノセラピーとは?(催眠療法とは?)

ジャンプするスーツの男性

ヒプノセラピーとは?(催眠療法とは?)

ヒプノセラピーを日本語で言うと「催眠療法」

「ヒプノセラピー」という言葉は聞いたことがなかったけど、「催眠」という言葉なら聞いたことがある。という方も多いのではないでしょうか?

あなたは「催眠」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

●なんだか怪しい…
●眠らされる
●操られる
●変なことさせられる
●言いたくないことまで話してしまう
●意識が無くなる

そんなイメージを持っている方が多いようです。

だから、ヒプノセラピー(催眠療法)についても

「自分が言いたくないことまでしゃべらされてしまうのではないか…」
「恥ずかしいことをさせられるのではないか…」などなど

完全に意識が無くなり、他人に自分をコントロールされてしまう。
そんなイメージを持っている方がすごく多いようです。

昔よくテレビで催眠術ショーをやっていました。
きっと、あのイメージが強いんでしょう。

あの猿になったり、踊り出したり。。。

ヒプノセラピー(催眠療法)を理解するには、まず催眠を理解する必要がある。

テレビの催眠術ショーのイメージを持っている人に

「あなたは催眠状態になったことがありますか?」と聞いてみると、

ほとんどの方が「催眠状態になったことなんてありません。」答えが返ってきます。

でもね。

催眠状態とは、実はそんなに不思議な状態ではありません。

実は、私たちは一日のうち12、13回催眠状態になっていると言われているのです。

催眠状態とは、一体どんな状態なんでしょうか?

催眠とは、心と身体がリラックスした状態です。そして、意識が一点に集中している状態。

例えば、テレビを見ている子供に話しかけても全く気づかなかった。

そんな、経験ありませんか?

子供の注意が100%テレビに向いていてあなたの声が全く聞こえていない。。。

これは、子供に良く起こる現象なのですが、子供だけではありません。

ハッと我に返ったら恋人が「ねえ、聞いてるの?」とふくれている。

こんなシーン良くありますよね。

これも、催眠状態なんです。

テレビに夢中になる子供

時間の長さを変えてしまうのも催眠

他にも、時間の長さを変えてしまうという催眠も経験されたことあるのではないでしょうか。

退屈な会議に参加している時は、時間の進むのがやけに遅い。

この時計壊れているんじゃないの??と腕時計を耳にあててみたり…(笑)

でも、友達と飲みに行って盛り上がっていると30分くらい経ったかな、
そう思って時計を見るとなんともう3時間も経過している。。。

「えっ!もうこんな時間?」

これも、よくある状態です。

このように、何かに夢中になって他のことが見えなくなる状態。

このことを、催眠状態というんです。

ちょっと考えてみてください。

最初に、「完全に意識が無くなり、他人に自分をコントロールされてしまう」

催眠に対してそんなイメージを持っている人が多いと言いましたが、

例えば、夢中になってテレビを見ている時、

あるいは、みんなで楽しく飲み会で盛り上がっている時、あなたは意識を失っていますか?

他人にコントロールされていますか?そんなことはないですよね。

普通に意識もあり、他人にコントロールされることもありません。

これが、催眠なんです。

まずは、このことをしっかりと頭の中に入れていてください。

★催眠状態とは、心と身体がリラックスし注意が一点に集中している状態である。

ヒプノセラピー(催眠療法)を受ける前に理解しておく必要があること。

ヒプノセラピー(催眠療法)を受ける前に必ず理解しておかないといけないことがあります。

それは、先ほどお伝えした催眠状態の時、いったい何が起こっているのか?ということです。

そして、さらに、それをご理解いただくためには、

まず、潜在意識(せんざいいしき)と顕在意識(けんざいいしき)についてご理解いただく必要があります。

潜在意識と顕在意識の違いわかりますか?

早速ですが、あなたは潜在意識(せんざいいしき)と顕在意識(けんざいいしき)という言葉を聞いたことありますか?

多分、これを読んでいるあなたなら聞いたことがあるでしょう。

オーストリアの精神科医で、精神分析の創始者と言われるフロイト博士は

人間の意識を氷山に例えて海面に出ている部分を“意識”(顕在意識)部分とし、

その下に大きな無意識(潜在意識)があると言っています。

氷山

あなたの体の大部分は無意識的に動いている?!

私たちは、普段何かを考えたり、行動したりするとき、
「すべて自分が承知してやっている」と思っていますが、
実はその大部分が無意識的に動いていると言われています。

つまり意思とは関係なく身体が勝手に行動している…というわけですね。

たとえば食事のときなんかでも、無造作に箸を動かして食事していますよね。

いちいち親指をこう動かして人差し指で…なんて考えていないでしょう?

ではなぜ、私たちはこうして無意識に動くことができるのでしょうか?

それは、潜在意識の中に、無意識で動けるよう様々なことを取り込んでいるからなのです。

コンピューターで言うプログラムみたいなものですね。

潜在意識はパソコンと同じようなもの

私は“潜在意識”はパソコンと同じようなものだと思っています。

最初の何もインストールしていない状態(ソフトが入っていない状態)では、使えないですよね。

そこに、エクセルやワードなどいろんなソフトをインストールすることにより機能しだす。

そして一度インストールしたらそれはずっと使い続けることができる。

私たち人間も同じでお母さんのお腹の中にいる時からいろいろな物を潜在意識の中にインストールしていくんです。

3歳頃には潜在意識の75%程度ができあがっている。

そして、8歳から13歳位までには、この潜在意識への書き込みが完了。

潜在意識と顕在意識の間に膜ができると言われています。

この膜ができると、潜在意識への書き込みはもうできなくなってしまいます。

昔から“三つ子の魂百まで”と言いますよね。

幼いころに覚えたことは、年を取っても忘れない。そんな意味でつかわれることわざです。

つまり、人間は幼いころに自分に取り込んだプログラム通りに同じことをずっと繰り返して生きていくんです。

ベッドで眠る子供

ヒプノセラピー(催眠療法)で見つかる悩みの原因は多くが幼いころにある。

3歳までに覚えたことがその後の人生に大きく影響を与えていることを知っていますか?

「そんなはずない。覚えてもいないようなことが、その後の人生に影響を及ぼすなんて…」

そんな声が聞こえてきそうですが…

私はこれまでたくさんの人のカウンセリングを行ってきました。

当然、悩みは人それぞれ。いろんな悩みが存在します。

でも、その原因を探っていくと、やはり、幼いころの出来事が原因になっていることが非常に多いんです。

人前で話すのが苦手になった原因(ヒプノセラピー事例)

例えば、人前で話すのが苦手なんです。そんな相談を受けたことがあります。

いつごろからですか?

そう聞くと、彼女から「幼いころからずっとでした。」そんな答えが返ってきます。

催眠状態になり、幼いころに、人前で話すことが苦手だ。

そう感じたあの時に戻って行こう。

そう言うと、中学生のころ、クラスみんなの前で顔を真っ赤にしながら発表をしている自分が出てきました。

そして、その時の感情をしっかりと再体験してもらいます。

「恥ずかしい…」

では、あなたが、その感情を一番最初に感じたあの時に戻って行くよ。

そうやって、自分がはじめて、その感情を感じた時まで時間を戻します。

悩みの核は幼少期につくられる(ヒプノセラピー事例)

彼女は幼稚園のお遊戯会を思い出しました。

それは、普段思い出すことのないずいぶん昔の記憶でした。

その記憶の中の彼女は自分が主役をやるんだ。そうやって張り切っています。

でも、彼女は本番で緊張のあまり自分のセリフを忘れてしまいます。

「どうしよう。。。」そう思って周りを見回すと。

客席にいるお母さんを見つけるんです。

しかし、その時のお母さんはいつものお母さんとは違っていました。

手で自分の顔を覆い、すごく恥ずかしそうにしているお母さん。。。

そのお母さんを見つけた瞬間、彼女の中で、何かが変わります。

「私のせいで…」

人前で話せない人生がスタートする

ここから、彼女の人前で話せない人生がスタートするんです。

いかがでしょうか?

これは、あくまで一つの例ですが、

多くの人が、幼いころに体験した出来事からあなた自身のルールを作っていくんです。

大人になった今でも幼少期に作られたルールがあなたを縛り動けなくなる。

しかし、潜在意識へ書き込んだこの過去の出来事から学んださまざまな思いは本当に書き換えができないのでしょうか?

3歳頃までにプログラミングしたあなたのルールに従って生きていくしかないのでしょうか?

実は、この潜在意識に書き込んだプログラムを書き換えるのがヒプノセラピーなのです。

先ほど、8歳から13歳位までには、この潜在意識への書き込みが完了し、

そして、潜在意識と顕在意識の間に膜ができる書きました。

だから、普段の生活をしていても、このプログラムを書き換えることはできません。

でも、先ほどから話している「催眠状態」の時、この潜在意識と顕在意識の間の膜がうすくなり、潜在意識の中をみることができると言われているのです。

催眠状態になることで、普段は思い出すことのない記憶を取り戻すことができる。

そして、その状態でカウンセリングを行っていくことで、潜在意識のプログラムを書き換えることが可能になるのです。

広場で深呼吸をする女性

安心で、効果の高いヒプノセラピー(催眠療法)

催眠について、あまり良いイメージを持っていない方もいらっしゃいますが、でも、この催眠療法(ヒプノセラピー)イギリスの医師会(British Medical Association)やアメリカの医師会。(American Medical Association)その他、米国心理学会(American Psychological Assciation)などでも、有効な心理療法として認めているんです。

ヒプノセラピーは、たくさんある心理療法の中の一つで、かなり効果が高いものだと言われています。

過去のセッション事例

☆自分勝手な母親に振り回されて困っている。。

アダルトチルドレン 母親との関係

☆内向的な性格を変えて、もっと社交的になりたい!

☆自分に自信がない… その原因は?

☆夫婦喧嘩 カウンセリングで原因を探ってみる。。

☆不安症 恐怖症を克服する!

ヒプノセラピー 宇宙人と対話するセッション事例

☆LINE未読スルー… 無視されるのが怖い

☆腰痛、子供ができない。

ヒプノセラピーには二つの種類がある

ヒプノセラピーには、二つの種類があるんです。

一つは、年齢退行療法と呼ばれるヒプノセラピー

今、どうしても思うように生きられない、自分のことが好きになれない、

そんな方は、幼いころに体験したつらい記憶、忘れてしまった出来事の中にその原因があるのかもしれません。

僕ら人間は幼少期に消化できなかった思いを、大人になっても無意識の中にずっと抱えて生きていることが多いと言われているのです。

だから、それを意識し、手放すことで新しい自分を手に入れることができる。

年齢退行療法の詳細はこちらより

もう一つは、前世療法

アメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士が、退行催眠を行っている時に偶然辿り着いた潜在意識の奥深くに隠れる前世意識。

一般的に、前世とはスピリチュアルな世界の話とされています。

確かに、前世が本当にあるかどうかは分かりません。

しかし、前世療法でたどり着く前世は自らが体験する世界。自分の体験に嘘はありません。

自らのイメージを広げていくことで、今世なぜ生きているのか?そんな前世からのメッセージを受け取ることができます。

前世療法の詳細はこちらより

今泉智樹とブライアン・L.・ワイス博士

2015年4月14年ぶりに来日されたワイス博士と東京にて

ヒプノセラピー(催眠療法)で過去の意味づけを変えていく。
それができた時、あなたの未来が輝き始めます。
あなたもぜひチャレンジしてみて下さい。

自分が何を受けたらいいのかわからない…??そんな方は

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そんな方は、まず初回カウンセリングにお申込みください。

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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