当たり前の日常に感謝できていますか?

儚い線香花火

当たり前の日常に感謝する。

そう聞いて、あなたはどう思いますか?

今のこの時代、コロナという今までにはなかった環境になり、昔は良かった…

そんなことを考えた方も多いのではないでしょうか?

こうして、普通にできていたことが当たり前でなくなる。

僕ら人間は完全なものには喜びを感じることができません。

何かが欠けて初めて、当たり前にあったことがこんなに素晴らしいものだったのか。

そうやっと気づけるのです。

でも、欠けてから気づくのではなく、当たり前にできている時にそこに喜びを感じることができたら。

そして、普通にあることに感謝できたら、もっと人生が素晴らしいものになるような気がしませんか?

今日はこの当たり前の日常について書いてみたいと思います。

 

人間はいつか普通にできていたことが当たり前ではなくなってしまう…

今泉智樹とブライアン・L・ワイス博士

※ブライアン・L・ワイス博士と(東京にて)

 

ちょっと話が変わりますが、

これはもう数年前、僕が前世療法の権威 ブライアン・L・ワイス博士の講演会の中でワイス博士に教えていただいた話です。

 

<あるクライアントさんのお話>

その方のお母さんは、なんでも自分でこなすスーパーお母さん。

なんでも、自分でやらないと気が済まない。

そんなお母さんが歳をとり、ある日、娘(クライアント)にこんなことを言いました。

「もし、自分がこれから歳をとり、何もできない体になったら延命措置などせずに、殺してほしい」

その場は、わかったわかったと笑い飛ばしていたのですが、ある日、本当にお母さんは身体が動かなくなりました。

意識はあるのに何もできない。

お母さんが一番恐れていた状態です。

でも、娘としては、母親を見殺しにするわけにはいきません。

そんな母親を見ているのがつらい…

それから、そのお母さんは4年間

そのままの状態で生き続けたそうです。

 

 

人間はバランスをとるようになっている

 

あんなに嫌がっていたのになぜ、神様はこんな試練を与えるのか?

そのクライアントさんが、ワイス博士にたずねた時、ワイス博士は答えました。

「人間は、バランスを取るようになっている」

なんでも、自分でやらないと気が済まない。

いろんな人のお世話をして生きてきたお母さん。

そんなお母さんが今、こうして、人に世話をかけないと生きていけない身体になってしまった。

何もできない自分。。。

バランスを取るとは、これまで、人のために必死に動いてきた方だからこそ

今、逆に他人から支えられる状態を経験しているんだ。

心は苦しいかもしれないけれど、魂はちゃんとバランスを取って必要な経験を積んでいる。

 

 

存在の喜び、当たり前の喜び

 

この話が良いとか悪いとか、本当とか嘘とかそんなことはどうでもいいです。

この話を聞き、すぐに自分の母のことが頭に浮かびました。

認知症になり、何もできない僕の母

あんなに、人のことを思い、気を使い、心配し、なんでもやってくれていた母

人のために一生懸命尽くしてきた母

それが、今は、自分のことさえ何もできない。。。

 

僕も、そんな母を見ているのがつらかったです。

悔しいだろうな、歯痒いだろうな。

そう思っていたのですが、

ワイスさんのこの話を聞き、うちの母も今バランスを取っているんだ。

そう思いました。

だったら、生きている間にもっともっといろんなことをしてあげたい。

 

「母の魂が喜んでいるんだ。」そう思えば、「こんなこともできなくなった」と僕も悔しい思いをしてきたのが、

何にもできなくてもいい。これまでの恩返しをするチャンスが来た。

そう思えるようになりました。

そこにいてくれることの喜び

存在の喜びを感じられるようになる。。。

昇開橋の夜景

※僕の実家のすぐそばにある昇開橋(佐賀県諸富町)

 

当たり前の喜びを感じてみる

 

今カウンセリングを行っていていろんな方の悩みを聞かせていただいています。

仕事が面白くない。

お金がない。

夫婦喧嘩ばかりしている。

本当にいろんな悩みがあります。

その悩みが良いとか悪いとかいう事はありません。

どんな悩みでも、本人にとってはつらい悩みだし、苦しいと思います。

でも、どんな悩みがあっても、その悩みに自分のすべてを奪われるのではなく、

自分がここに存在しているという喜びがあることを忘れないでほしい。

 

病気になって一日寝込んだとします。

病気が治り、動けるようになった。きっとホッとすると思います。

でも、これが一週間寝込んだとしたら

一日寝込んだ時よりも治った時の喜びは大きいと思います。

では、これが半年寝込んだ人が立ち上がれたとしたら…

三年寝込んだ人が立ち上がったとしたら…

どうなると思いますか?

 

きっと、一日寝込んだ時とは全く違った喜びがそこにはあるでしょう。

三年間全く動けずベッドの上にいた。

そんな人が、病気が治り動けるようになる。

その時の喜びを想像してみてください。

仕事がなくても、お金がなくても彼氏がいなくても、

ただ、立ち上がれたことがうれしい。

きっとそうなると思います。

 

当たり前の日常に感謝できていますか? まとめ

 

前にも書いた通り、人間は当たり前のことになかなか喜びを見出せません。

でも、気づかないだけで、そこには本当に大きな喜びがある。

朝目が覚めた喜び

家族がいる喜び、仕事がある喜び

ごはんが食べられる喜び

息ができることへの喜び。

僕らは本当にたくさんの喜びに包まれて生きている。

ただ、それに気づいていないだけなんです。

できないことに焦点を当て、うまくいかないと心を悲しませるより。

今、できているたくさんのことに焦点を当てしあわせを感じて、今を生きる。

 

魂の人生計画

 

最初に書いたように、僕らの魂には計画があります。

ちゃんとバランスを取るような仕組みになっている。

ということは、いつ何が起こるかわかりません。

だったら、今こうして身体が自由に動く間に、この身体を使ってもっともっと自分の心を喜ばせたい。

僕はそう思います。

 

いかがでしょうか?

もしよかったら、今日一日自分の喜び探しをしてみませんか。

ネガティブなことに焦点を当てるのではなく、今、すでにある日常の喜びに目を向ける。

きっと、楽しい一日が過ごせると思います。

 

それでは、今日も最後までありがとうございました。

笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

今日も自分を喜ばそう(^^)/

 

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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