ヒプノセラピー(オーラの色の意味?)

ヒプノセラピー(オーラの色の意味?)

 

おはようございます。
心理カウンセラーの今泉智樹です。

昨日は協会サロンでヒプノセラピーのセッションを行いまいした。

最近は、スカイプでのセッションがほとんどで、
あまり対面セッションを行っていないかったのですが、
やっぱり実際に会って行うヒプノセラピーはスカイプのそれとはちょっと違います。

何が違うかというと…

いや、実はすごかったんです。。。

 

ヒプノセラピーセッションの様子

 

※クライアントさんには了解を得ています。

昨日のクライアントさんは、一度、カウンセリングを2月の頭に行って、
今回ヒプノセラピーをお申込みいただいていた方で、個人セッションでお話しするのは二回目でした。

ヒプノセラピーのセッションでは、まず最初に、どんなテーマでセッションを行うのか、必ず聞くようにしています。

「今日はどんなことについてお話ししましょうか?」

そう言うと、、、

『実は、前回カウンセリングを受けて、
この前悩んでいたことが全く気にならなくなりまして…
テーマって決めないといけないのでしょうか?
何で私申し込んだんだろう?』

 

えっ?そうなの??(笑)

 

でも、僕は直感で「何かある。」そう思いました。

潜在意識の特徴の一つに、「今のままでいたい」という特徴があります。
変わることを拒もうとする特徴があるんです。

ダイエットに挑戦したことがある方ならわかると思うのですが、
頭では、絶対に痩せたい。もうケーキなんて絶対食べない。。。

そんなことを思い、ダイエットをスタートしても、二、三日すると、
ちょっとならいいかな…みたいな思いが浮かんでくる。

そしてついつい。。。

 

こうなると、私ってなんて意志が弱いんだろう?そう思い、自分を責めたりするのですが、
実は、これは、意志が弱いわけではなく、ただ、潜在意識が自分が変わることを拒んでいるだけなんです。

どんなに太っていようが、今の自分と違う自分になるのが潜在意識は怖いんです。
だから、今を維持しようと必死でいろんな抵抗をしてくる。

ちょうど、お母さんが子供に、「危ないからやめなさい」っていうあれと同じですね。

だから、昨日のクライアントさんも、「別に悩みはないんだけど…」と言われましたが、
でも、実際にお申し込みをされたわけで、きっと何かあるんじゃないか??僕はそう思ったんです。

 

何のためにヒプノセラピーを行うのか?

 

そこで、事前カウンセリングをして、現状をいろいろ聞くことでテーマを決めていきました。

テーマを決めるってどういうことかというと、
僕の中では、クライアントとの契約を取るというイメージなのですが、

今の自分のどんなところを変えたいか、それを明確にして、
出てきたテーマでヒプノセラピーを行い、そして、契約通りに、クライアントが変わる。

どう変わりたいかを明確にしないと、そのセッションがうまく行ったかどうかの判断ができませんね。

だから、きちんとテーマを決める必要があるんです。

事前カウンセリングでいろいろ話していくと、
そのクライアントさんは(以下Aさん)お仕事中、カチンと来ることがよくある。ということがわかりました。

だったら、今日はそのカチンとくるのを止めるということでセッションを行いましょう。
そんな話になりました。

そして、始まったヒプノセラピー

今回は、年齢退行療法という幼いころの自分に戻り今の悩みの原因を見つけ出し解消するセッションを行いました。

 

年齢退行療法

 

深い催眠状態になり、浮かんでくる思いを一つずつチェックしていきます。

すると、幼い頃、病気がちだったAさん。
病院での体験や、幼稚園で一人砂場で遊ぶ自分など、いろんな記憶がよみがえっていきます。

でも、その内容が何を伝えようとしているのか、
僕にはつながりが全然見えなかったんです。

セッションを進めていくと、これってどういうことなんだろう?
そうやって迷う時がよくあります。

そんな時どうすればいいのか?

僕はそんな時、クライアントの潜在意識に聞くようにしています。

「今こんな話になっていますが、これってどういう意味があるのでしょうか?」
そんな言葉で直接クライアントに尋ねてみるんです。

昨日も同じように聞いてみました。

すると、その瞬間、「5歳の時を見なさい」
クライアントさんの口からそんな言葉が出てきました。

 

5歳の自分に戻ってもらう

 

早速、5歳の時に戻ってもらいます。
3つ数えると、見るべき5歳の時に戻ります。1,2,3…

すると、台所でお母さんが食事の用意をしているシーンが出てきました。
それを見つめているAさん

お母さん、どんな顔してる?そう聞くと、「つらそう」そんな言葉が返ってきました。

「なぜ、お母さんつらそうにしているの?」

『孤独だから…、昼間は一人だから…』

「そんなお母さんを見てどう思う?」

『かわいそう』

 

つらそうな顔をしているお母さん。

 

そんなお母さんを見て、かわいそうと思っている幼いころのAさん
じゃあね、お母さんがなぜそんなにつらそうなのか、お母さんに入って聞いてみるよ。
そう言って、お母さんと人格交代をしました。

人格交代とは、ヒプノセラピーの技法の一つで、
相手の中に入ることで相手の気持ちや考えていることに気づくことができるという方法です。

「3つ数えると、お母さんの中に入るよ。1、2、3はいスーーーッと」

「入ったよ。お母さん…」

そう声をかけました。

でも、返事がない。

しばらく沈黙が続きます。

そして、『ダメです』Aさんからそんな言葉が…

お母さんに入れない。そう言うAさん。

「お母さんは、私のことを見てくれないんです。だから、つながることができない。。。」

Aさんが幼い頃、お母さんは精神的に病んでおられたということでした。
そして、Aさんのことに意識が向いていなかった…

 

大人の自分を出してくる

 

そこで今度は、このお母さんを見ている台所に、今の自分(大人の自分)を出してくることにしました。

「Aちゃん、じゃあね、今から三つ数えると、Aちゃんの目の前に、
大人になったAさんが出てくるよ。Aちゃんのこと全部知っているAさんだよ。」

そう言って、大人の自分を呼び寄せます。

そして、出てきた大人のAさんの中に入り、今の状況を確認していきました。

ご飯の準備をすることに一生懸命のお母さん、そして、それを遠くから見ている幼いAちゃん。
大人のAさんの目には、そんな光景が映ります。

そこでお母さんを見てもらうと、そこには、
今の自分と同じくらいの年齢のお母さんが立っていました。

 

幼いころの自分から見たお母さんは、大人で大きな存在です。
でも、大人になった自分から見たら、今の自分とさほど変わらない年齢のお母さん。

大人の自分で見ることで、子供の頃には気づかなかった、いろんなことが見えてくるのです。

「さあ、じゃあ、このお母さんの中に入ってみるよ」

そう言って、大人の自分からお母さんの中に入ってみました。
すると、さっきはできなかった人格交代に成功。
お母さんに入ることができたんです。。。

 

お母さんに入ったAさん

 

そのお母さんにむかって、僕はこう質問しました。

「お母さん、今、お母さんの後ろで、幼いAちゃんがお母さんのことをずっと見ていたことに気づいていましたか?」

すると、お母さんは「気づいてなかった。」そう言ったんです。

そして、「早くご飯を作らないと、主人が帰ってくる…」

この当時のお母さんは、精神的に病んでいたんです。
Aさんは僕にそう教えてくれました。

だから、幼いAちゃんの目に映るお母さんはいつも疲れている。。。

 

そんなお母さんに、幼いAちゃんを見てもらいました。

「また心配している目。。責めないで…」

疲れているお母さんには、心配しているAちゃんの視線が自分を責めているように感じていたのでしょう。。。

そこで、もう一度お母さんから抜け出し、大人のAさんへと戻ります。
そして、もう一度、Aさんの目からお母さんを見てもらう。

「Aさん、今、このお母さんに何か言ってあげるとしたらなんと言ってあげたいですか?」

すると、Aさんは、

『大丈夫だよ。あわてなくていいよ。誰も責めないよ。』
そう言ってあげたい。そう僕に教えてくれました。

 

直接お母さんに伝えてみる

 

じゃあ、お母さんに直接その言葉を声に出して伝えてみよう。
ヒプノセラピーでは、イメージの中で相手に伝える時、それを声に出して伝えてもらいます。
そうすると、それを聞いた相手の表情を感じることができ、
また、それを聞いた相手に入ることで、その言葉を聞いた気持ちをしっかりと感じることができるのです。

『お母さん、大丈夫だよ。あわてなくていいよ。誰も責めないよ。』

そして、その言葉を聞いたお母さんの顔を見てみると、
ちょっとだけですが、安心したような表情になったのです。

そして、今度は、幼いころのAちゃんに入ります。

Aちゃん、今、お母さんの顔を見てごらん。どんな顔してる?

すると、Aちゃんの目に映るお母さんも、いつものつらそうな顔ではなく、少しだけ安心した顔になっていました。
その顔を見て、ほっとするAちゃん。

「お母さんが、私を見てくれている…」

ヒプノセラピーでは、潜在意識の中の記憶を書き換えるために、
必要な時には、何度も何度も人格交代をしていきます。

それをやることで、過去に気づけなかったたくさんの思いに気づき、手放すことができるのです。

 

今度は、お母さんにもう一度入ります。

 

そして、またAちゃんの顔を見る。
お母さんのいつもとは違う安心した顔を見たことで、安心したAちゃん。

今度は、その表情をお母さんに見せてやるんです。
すると、お母さんは、Aちゃんに向かって「ごめんね」と言ってくれたんです。
そして、ギューっと抱きしめてくれました。

心配させてごめんね。。

 

青いオーラの意味とは?

 

その瞬間、Aさんの目から大粒の涙が流れ落ちました。
すーーっと流れる涙。

その瞬間です!

Aさんの顔を見ていると、Aさんの顔の周りにものすごくきれいな青いオーラが見えたんです。
僕はこれまで、こんなにも鮮明にオーラの色が見えたことはありませんでした。

ただただ綺麗な青い色。

僕は、その青い色にどんな意味があるのか?全く知りませんでした。

 

でも、何か意味があるように感じたんです。
だから、帰ってすぐにオーラの色について調べてみたんです。

すると、こんなことが書かれていました。

オーラ・チャクラ意味辞典より参照

「青色オーラの人は、12色のスペクトラムの中で最も情が厚く、世話が好きで、守り育てる性格の持ち主です。
自分の心と感情に素直に従って生き、愛が一番重要であることを教えてくれる存在でしょう。
このオーラの人にとって人生の目的は、人に仕え、助け、人を愛することです。
青色オーラの人は人類に仕えるためにこの世に生まれてきた人と言えるでしょう。」

 

セッションが終わり、Aさんと話している時、
実は、Aさん自身、僕と同じようにカウンセリング的なことを勉強していると教えてくれました。
でも、なかなかお客さんを取るという一歩を踏み出せないでいたんです。

話が戻りますが、セッションが終わりこのオーラの意味を見た時、
僕の中で、Aさんがなかなか一歩を踏み出せなかった理由が分かったような気がしました。

お母さんとの思い出。その時感じたさまざまな感情が、
Aさんの中に残り、人を癒せる段階になっていなかったのかもしれません。

でも、自分の中の幼い自分が嫌されたことで、
本来持っている癒し人としてのエネルギーが大きく外に出たのだと思います。

だから、それが青い光となって僕の目に届いた。

 

昨日、改めて、このクライアントさんからメールをいただきました。

 

このメールもシェアOKいただいていますので、ご紹介します。

こんにちは
昨日のヒプノセラピーの感動が残っています。

意識では相談する程の悩みを感じていないままセッションをお願いしましたが、
催眠に入ると本当の抱えてきた想いが満たされました。(30年近く)

インナーチャイルドというのでしょうか?

幼い頃にみた辛い表情をした母を大人になった私が癒したいとずっと思っていました。
本当のところは母の安心した姿を見て私自身が安心したかったのです。

昨日は幼い私が癒されました「これが欲しかった」と。

前世療法体験でも2回とも前世のイメージで母が出たので、
ずっと癒されに行きたいと潜在意識の方では望んでいて、
今泉先生を求めに訪ねたのだと納得がいきました。

インナーチャイルドを癒したい方は是非受けると爽快ですよ!

ありがとうございます。

最後は宣伝までしていただきました!(^^)!

「幼いころの自分が嫌される。」

今、問題を抱えている人の多くが、自分の中に傷ついた自分を抱えています。
その子が癒された時、自分にかかっていた不要なブレーキを外すことができる。

今回のセッションを終えて、僕自身、たくさんのことを教えてもらった気がしました。

青いオーラ、きっとこのクライアントさんは活用していかれるでしょう。。。

それでは、今日も最後までありがとうございました。
笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

今日も自分を喜ばそう(^^)/

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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