ブログとメルマガでは違うことを書かないといけないの?

「ブログとメルマガって違うことを書かないといけないんですか?」

今日、コンサル中にクライアントさん(以下Aさん 仮名)とお話ししていて、そんな質問をいただきました。

カウンセラーの集客には欠かせない「ブログ」と「メルマガ」

でも、二つも書くの面倒ですよね。

じゃあ、書いたメルマガをブログにアップする。そうすれば、一石二鳥!

そう思っていませんか?

でも実は、ブログとメルマガ、本当はきちんと分けて書く必要があるのです。

では、今日はカウンセラーの集客に欠かせないブログとメルマガの書き方の違いについて書いてみたいと思います。

 

 

ブログとメルマガの書き方の違いとは?

 

ブログのメルマガの書き方の違い。それを書くために、そもそもブログとメルマガってどう違うの?

それをわかっていただかないといけません。

今更、そんな説明いらない…… と思う方も多いでしょうが、まずは確認してみましょう。

 

ブログとは?

ウェブログ(Weblog)ので、自分の意見感想を日記風に記して、それに対する感想などを閲覧者が自由にコメントできる形式Webサイトのこと。ブログを作成する人のことをブロガーと呼び、米国では、社会不安が一気に高まった2001年の同時多発テロ事件以降、急増した。日本ではブログという言葉は、ブログ作成ツールを使って作られたWebサイトを指すことが多く、HTMLの知識がなくてもホームページ開設や更新ができるという特徴がある。

引用先 コトバング

https://kotobank.jp/word/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0-8459

 

メルマガとは?

電子メールを利用した定期刊行物のことで、同報メールで配信されるニュースコラムなどの読み物のことを指す。大半のメールマガジンは、登録すれば無料で購読できる。

引用先 コトバンク

https://kotobank.jp/word/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3-9229

 

大きな違いは、ブログはWEBサイトのことであり、メルマガはメールのこと。

そんなことはわかっておられると思いますが、、、

でも、この違いがブログとメルマガの書き方の違いに大きく反映されるのです。

 

 

メルマガをコピペして書いたブログの末路

 

冒頭に書いたクライアントの言葉

「ブログとメルマガって違うことを書かないといけないんですか?」

なぜ、こんな質問が出たかと言うと、Aさんは今、カウンセラーとして一生懸命がんばっておられます。

でも、もっともっとクライアントを増やしたい……

 

だから、集客についても必死に勉強し、メルマガを始めたり、小冊子のプレゼントを作ったり……

でも、全然メルマガの登録もないし、小冊子ももらってもらえない。

いったいどうしたら、メルマガの読者をもっと増やすことができるのでしょうか?

 

僕はAさんがブログも一生懸命頑張っていることを知っていました。

そこで、「今、ブログはどれくらい読まれているの?」と聞いてみたんです。

 

すると、

Aさん:「それが全然読まれていないんです」

僕:「1日にどれくらい??」

Aさん:「昨日は8件…… 」

僕:「は、は、8件」どういうこと……

 

そうなんです。Aさんのブログ、一生懸命頑張って書いておられたのですが、1日に8件しか訪問がないサイトだったんです。

ということは、どう言うことが起こると思いますか?

ブログが1日8件しか読まれていないということは、

当然ですが、そのブログにあるメルマガの登録フォームにたどり着く人もほとんどいないと言うことですよね。

だから、メルマガの登録が増えないんです。

 

 

 

なぜブログが読まれないのか?

 

Aさんのブログ、実はもうすでに150記事以上投稿されているんです。

でも、ほとんどの記事が読まれていない。。

なぜ、そんなことになってしまったのか?

 

実は、Aさん、150あるブログ記事のほとんどが、メルマガをコピーしたものだったんです。

と、偉そうに言っていますが、実は僕も以前、Aさんと全く同じで、「ブログが全く読まれない」そんな経験をしたことがあるんです。

僕の場合はもっとひどく、当時の僕のブログ記事は500以上あったんです。

500以上ありながら、誰もブログを読んでもらえない。。

なぜ、そんなことになってしまったのか?

それが、僕もメルマガの記事をコピペしていただけだったんです。

 

 

なぜ、メルマガをコピペしたブログは読まれないのか?

 

500記事以上ありながら読んでおらえない僕のブログ。

正直、僕はなぜ読まれないのか? その意味がわからなかった。

なぜなら、メルマガの読者さんからは

「今日の記事はすごくよかった」

「まるで自分に言われているようで感動しました」

などなど、メルマガ記事を読んだ人から、感謝のコメントやお褒めのコメントをたくさんいただいていたのです。

だから、僕は自分の書く記事の内容に自信があった。

でも、それがブログの記事になると全然読まれなくなってしまう。。

なぜこんなことが起こるのか?

 

 

ブログはどうやって読まれるようになるのか?

 

では、そもそもブログってどうやったら読んでいただけるものなのでしょうか?

ブログの入り口って実は、「検索」なんです。

 

あなたもきっと検索で読みたいサイトを見つけたことがあると思います。

Googleやヤフーで読みたい記事を探すために検索する。そして、そこで出てきた記事を読む。

これがブログを読んでもらうまでの流れなのです。

 

でも、どうでしょうか?

あなたが何かを検索して記事を読む時、検索結果の何ページ目にある記事を読みますか?

当然ですが、やはり1ページ目。

検索して出てきたページに書いてある記事を読むと思います。

わざわざ何ページもめくって記事を読む。なんてことはないはずです。

 

ということは、ブログを読んでもらうためには、検索の上位にないといけないのです。

では、どうしたら検索上位に掲載してもらえるのか?

これは、Googleさんの中でルールがあり、そのルールに則って決められている。

では、そのルールってどんなものなの?と聴きたくなると思いますが、どうやら、僕みたいな素人がそのルールを理解し、記事を書こうと思ってもそう簡単ではないようです。

でも、じゃあ、何もできないかと言うと、そうではないのです。

 

 

素人でもできるSEO対策とは?

 

Googleさんのルールに則ってブログ記事を書く。それができれば一番いいのでしょうが、でも、僕はカウンセラー

ブログ屋さんではないのです。

だから、そこばかりに時間をかけてもいられない。。

 

でも、僕らでも簡単にできるSEO対策があるんです。

※SEO対策とは…… 検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを”SEO対策”と呼びます。

 

それは、冒頭から書いているメルマガをコピペするという話に繋がるのですが、

なぜ、メルマガでは読者に喜ばれた記事がブログになると検索上位に上がることがなかったのか?

それは、Googleさんのルールの中で、特に重要視されている「検索意図」を満たしていなかったからなのです。

「検索意図を満たす」とは、要は、検索する人は、必ず何かしらそこに意図があるはずです。

 

例えば、「福岡 ラーメン屋」と検索してみると、こんな結果が表示される。

 

福岡ラーメン屋の検索結果

検索結果として表示されるほとんどが、美味しいラーメン屋さんのランキングなのです。

つまり、「福岡 ラーメン屋」と検索する人は、どんな意図を持って検索しているかというと、

「福岡の美味しいラーメン屋さんを調べたい」そう思っているということなんです。

だから、Googleさんはその検索意図に合致する内容の記事をより上位に表示するようにしているのです。

 

 

メルマガではどんな記事を書けばいいのか?

 

メルマガ記事の書き方

 

では、まずメルマガではどんな記事を書けばいいのか?

そもそも、ブログとメルマガでは読む人が違います。

ブログは今書いたように、検索意図を持った人が、その結果を調べるために読んでいます。

でも、メルマガはそうではありません。

 

メルマガを読んでいる人は、ほとんど、そのメルマガを配信している人がどんな人なのか、それを理解して登録しています。

僕もメルマガを配信していますが、僕のメルマガを読んでいただいている人は、僕がカウンセリングをやっているということを知っていて、僕のメルマガに興味があり登録する。

例えば、僕のメルマガに「心の取り扱い説明書」というメルマガがあるのですが、これを登録していただいている人は、僕のことを知っていて、僕がやっているカウンセリングや心理学に興味がある人が登録していただいているのです。

 

だから、僕はその人たちに、僕のことを知っている人という前提で記事を書けばいいんです。

もう少しわかりやすく書くと、僕のことを知っていて、僕のやっていることに興味があるということは、言い換えると「僕のファン」だと言うことだと思うんです。

だから、ファンに対してメッセージを書く。そんなイメージで書いていけばいいんです。

 

ブログ記事の書き方

 

でも、ブログはそうではない。

僕のブログを読んでいただいている人は、僕のことなんて全然しらない検索意図を持った人です。

であれば、当然ですが、書き方は変わってくる。

 

例えば、僕がメルマガで「夢を持つことの大切さ!」というタイトルの記事を配信したとします。

でも、メルマガを読んでみると

「昨日、映画キングダムを見に言ってきたんです。すごい面白くて…… 」というような内容から始まっている。

でも、メルマガの読者さんは、僕のファンです。だから、タイトルと違う内容であっても、そのまま読んでくれるんです。

そして、読んでいくと、王座を奪われたエイセイの大きな夢に感動した…… みたいな話になっていく。。

 

でも、これをブログで書いたとします。

ブログタイトル「夢を持つことの大切さ!」と言うことは、このブログ記事にたどり着く人は、「夢を持つことの大切さ」という内容を知りたい人。

なのに、読んでみると、突然、僕が昨日映画キングダムを見に行ってきたんです。。と始まっている。

夢を持つことの大切さと言う話を聞きたいのに、見ず知らずの人が見た映画の感想なんてどうでもいい。そうなりそうではありませんか?

そう、ブログの場合、検索意図と違う内容の記事だったら、それ以上読み続けてもらえないんです。

だから、そんな記事は、検索意図にあった記事ではない。とGoogleさんが評価して、検索上位には表示されなくなる。

 

つまり、読まれないことになってしまうのです。

 

 

ブログとメルマガでは違うことを書かないといけないの? まとめ

 

長くなりましたが、ブログとメルマガの違い 伝わりましたでしょうか??

ブログは検索意図を持った人の答えになる文章を書く。

メルマガは自分のことを知っているファンに送るメッセージ。そんなイメージで記事を書けばいい。

だから、どちらかと言うと、メルマガの方が書きやすいですね。

 

でも、メルマガに登録いただくには、ブログ等でまずは自分を知ってもらわなければならない。。

だから、両方、うまく書き分ける必要があるのです。

 

カウンセラーとしてお客さんを増やすためには、まず自分のことに興味を持ってもらうことが大切です。

ファンを増やさないとお客さんは増えません。

つまり、ファンを増やすとは「メルマガ読者を増やすこと」が必要なんです。

だから、そのためにブログで検索上位に入るような記事を書かなければならない。。

 

奥が深い話ですが、ブログとメルマガ。お客さんを集めるために必要なのであれば、ぜひ、一生懸命考えて読まれる記事を書いていきましょう。

きっとその努力 実るはずですから。

 

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからもお互いがんばっていきましょう(^^)/

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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