自分の価値がわからない。

自分の価値がわからない。

あなたは自分に価値があると思って生きていますか?

それとも、自分の価値がわからない。と悩みながら人生を過ごしていますか?

 

心理カウンセラー今泉智樹です。

以前、メルマガ読者さんからこんなメッセージをいただきました。

 

今、目の前にある事に100%の力で向き合えば、きっと変われる。と、頭では理解していても、

自分はどうなりたいのか、
どういう生活を送っていたいのか、
なにを求めているのか、
なにを考えても嘘のような気がしています。

 

福島正伸先生のセミナーで、向かい合う覚悟です、と教わりました。
私に足りないのはそこだ!!と思いました。

それでも、まだそれを拒む自分がいます。

 

シータヒーリングで、思い込みがあることを知り、少し手放したつもりだったのですが、気がつくと、悩む自分がいます。

うじうじしています。

抜け出したいのに、それを許さない自分。

自分を好きになりたいと、シータのセッションで泣き、子供の頃の傷を癒したはずなのに、どうしても

 

「私には価値が無い。こんな自分は嫌い」という思いから抜け出せません。

 

アドバイスでは見つからない自分の価値

 

このままの自分ではいけない。
そういう思いがどんどん自分を焦らせます。

そして、私には価値がない。
こんな自分は嫌い!

そうなってしまう。

 

あなたがもしお友達から

「自分の価値が見つからない」と相談されたらどうしますか?

 

「そんなことないよ。大丈夫だよ。」
「きっと何か見つかるよ。」

そんなふうに励ましてもそのお友達は納得しません。

 

あるコーチのコーチングを見ていたら、
こうやって悩んでいる人に対して、

「で!あなたはどうなりたいですか?」
「このままでいいですか?」
「このままがイヤならまず何から始めますか」
「いつまでにしますか」…

と矢継ぎ早に質問をしていました。

 

イヤならやらないといけないだろう!

それはわかってるんですよ。でも、できないから悩んでいる。

 

 

例えば、今仕事をしていない。という友達がいらっしゃるとします。

そして、その方が「そういう自分は価値がない」
そうあなたに訴えてきました。

 

そんな時、あなたならどうしますか?

 

もし、あなたの中に、仕事はしなければならない。という思いがあれば、きっとアドバイスしたくなると思います。

でも、アドバイスをしているということは、やっぱり相手に価値がないと認めているということなんです。

 

でも、そんなアドバイスは絶対に効果がありません。

だって、そんなアドバイスはもうクライアントは耳にタコができるほど聞いているんです。

だから、言った瞬間拒絶します。

『あなたも同じこと言うんですか…』

 

耳を塞ぐ女性

自分の価値を見つけるためにまず最初にしなければならないこととは

 

僕がカウンセリングでこういう悩みを打ち明けられたら、
まず、当然ですが、クライアントさんの話をじっくり聞いていきます。

そこで何をするかというと、クライアントの話の裏側にある思い込みを見つけていくのです。

 

例えば、このメールの文章でも

「今、目の前にある事に100%の力で向き合えば、きっと変われる。」から始まっています。

ということは、この方は、「自分を変えなければならない」と思っていることがわかります。

 

そして、「私に足りないのはそこだ!!と思いました」

これを見ると、自分は何かが足りないと思われていることがわかります。

 

「今の自分には価値がない」「自分は変わらなければならない」そう信じている。

 

でも、この世は自分が信じていることが現実になる世界です。

思った通り、信じた通りになるのです。

 

だから、今の自分には価値がない。そう信じていたら、それを証明するような現実しか起こらない。

自分は変わらなければならない。思っていたら、変わる必要があることばかりが起こってくるのです。

 

 

人間の価値には二つの種類がある

自分の価値がわからない。自分の価値が見つからないという人は、
みなさん同じように自分の価値を見つけようとしています。

でも、探しても探しても見つからない。

 

だって、何をやってもうまくいかないし、これまで何かで成功したこともない。

そんな自分に価値があるなんて思えない。。

 

多くの人の中には、「働かざる者くうべからず」というような価値観があります。

何かを生み出さないと自分には価値がない。

 

そうやってみんな一生懸命がんばろうとしますが、

人間ががんばって生み出せる付加価値なんてちっぽけなものです。

 

僕の愛読書である津留晃一さんの本にこんなことが書いてありました。

 

「もしあなたの存在価値が地球の大きさだと仮定してみるならば
生涯頑張って築き上げた功績という付加価値の大きさはちょうどあなたの
住んでいる家ぐらいにすぎないでしょう」

 

実は僕ら人間の価値には二つの種類があるのです。

一つは存在価値。

そして、もう一つは付加価値。

 

存在価値とは、僕らが生まれた時から誰にでも備わっている価値のことです。

これを「本質的価値」と言います。

 

そして、もう一つの付加価値。

これは、あとで身につけたものであり、自分とは別に評価する人がいて、
その人がどう評価するかで変わってくる価値で「評価価値」と言います。

 

本質的価値と評価価値を比べると圧倒的に、本質的価値の方が大きい。

まずは、この本質的価値が自分の中に備わっている。

そう信じてください。

 

そして、その本質的価値がどこにあるのか、それを見つけていくのです。

「ない、ない、ない」と探すのではなく。

「ある、ある、ある」と自分の本質的価値を感じていく。

 

それができるようになると、必ず本質的価値は見つかります。

 

自分の価値がわからない。まとめ

自分の価値がわからない。

僕はこれまでカウンセリングを通じて、たくさんの人が自分の価値を見つけることができずに苦しんでいる姿を見てきました。

なんのために自分は生まれてきたのだろう?

いくら考えてもわからない。ということは、生まれてくる価値なんてないのではないのだろうか?

 

でも、こうして自分の価値を見つけようと必死で頑張っている人は、

必ず、誰かの役に立ちたいと考えておられます。

だからこそ、自分の価値を知りたくなるのです。

 

でも、それが見つからないと苦しんでいる。

そんな自分を冷静に見てください。

 

ひょっとすると、これまで何をやってもうまくいかなかったかもしれません。

でも、今、こうしてそんな自分にピリオドを打ちたい。誰かの役にたつ人間になりたいと必死で頑張っておられる。

 

だからこそ、こうして僕のブログまで読んでもらっている。

そんな自分に価値がないわけないと思いませんか?

 

先ほども書きましたが、評価価値は評価する人の基準によって簡単に上下してしまう価値なんです。

だから、そんな価値を追いかけることはもうやめてください。

そして、自分は価値ある存在なんだと信じてみる。

 

あなたはこの世に生を受けて、今もこうして生きておられる。

ということは、必ず役割があるはずです。

そして、あなたを待っている人も必ずいる。

 

だから、その人たちにあなたの価値を届けてあげなければならないのです。

だから、まずは自分は価値ある存在であると信じてみてください。

そして、そんな自分を許してあげてください。

 

これまでなかなか評価を受けることができず、自分には価値がないと思って生きてきたけど、

よくここまで頑張ってきたね。

もう頑張る必要はないよ。

あなたはあなたのままで大丈夫だから。。

 

そうやって、自分をしっかりと許していく。

今の自分にOKを出すんです。

これができた時、はじめてあなたの本質的価値が動き出します。

そして、周りにしあわせを配れるようになるのです。

 

自分が信じたことが現実となる世界。

ぜひ、まずは自分の価値を信じてみる。

必ず見つかりますから。

 

 

それでは、今日も最後までありがとうございました。
笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

 

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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