内向的な性格を変えて、もっと社交的になりたい!

 

内向的な性格を変えて、もっと社交的になりたい!

心理カウンセラー今泉智樹です。

 

昨日は、久しぶりに男性の方と対面でのヒプノセラピーセッションを行いました。
僕のクライアントさんは、ほとんどが女性です。

そして、今はほとんどがスカイプか携帯。

 

女性の方が多いのは、多分、僕が「前世療法」を前面に押し出していろんな記事を書いているので、男性の方にはちょっと受け入れにくい感じなのかな?と考えています。

 

なぜなら、僕自身が、最初前世療法と聞いた時、
「なんですかそれ?」「そんな前世なんて…」
そんな風に思っていたんです。

 

やはり、男性は理屈・理論が好きじゃないですか。
(当然、そうじゃない方もたくさんいらっしゃいますが…)

 

イメージするのも、僕がこれまで見てきた感じでは、女性の方が得意のような気がしています。

そして、スカイプや携帯でのセッションが多いのは、やっぱり僕のブログやメルマガを読んでいただいている方って遠方の方が多いんですよね。

 

僕は福岡に住んでいますので、どうしても「わざわざ福岡まで行くのは…」となってしまうのです。

 

でも、昨日のクライアントさんは、関東からわざわざ飛行機に乗って福岡まで来ていただきました。
それも、仕事のついでということではなく、僕のセッションを目的に。。

 

一度、携帯でカウンセリングをやらせていただいたのですが、
「今泉さんに会いたい」そう言っていただき、
昨日直接お話しすることができました。

本当にうれしかったですね。

 

僕はいつも「クライアントさんのお役に立ちたい。」

そう思っていますが、こうして、全力で向かってきていただけると、余計に力が入ります。

 

決して、僕が治すなんてものではありません。

あくまで、僕は変わるためのサポート

だから、クライアントさん本人が本気になってもらわないと、
どんなにヒプノセラピーを上手にやったとしても結果は出ないんです。

 

でも、こうして、本気を感じるクライアントさんは必ず結果を出されます。
だから、これからどう変化していかれるのか、本当に楽しみなんです。

 

ということで、昨日のセッション内容について、
クライアントさんからブログ等で書いても良いと了解を得ることができましたので、
昨日のセッションについて書かせていただきます。

 

社交的になれない。。

 

昨日のクライアントさんは、50代の男性

独立してもう20年以上ご自分でお仕事をされている。

でも、社交的になれない。と悩んでおられました。

 

はじめて会った人とは、誰とでも仲良くなれるんだけど、それ以降が続かない。
同じ人と二度会うことがほとんどない。
そう言われていました。

 

どうしてですか?と詳しくお話しを聞いてみると、
「家から出られない。」と… ??

 

「家から出られない。ってどういうことですか?」

彼は、今、ご両親と一緒にお住まいになられているようで、
お母さんの存在が気になるようでした。

一度、仕事から家に帰る。
そうすると、もう家から出ることができない。

 

出ようとすると、お母さんに悪い気がする。そう言われるんです。

 

でも、別にお母さんが病気とか体が悪いということではないそうです。
元気にして、なんでも自分のことは自分でされるのに、なぜだか悪い気がする。

だから、友達から家に電話がかかってきても、電話を取らない。
そうすると、そのうち、連絡も少なくなっていき、会う人がいなくなる。

 

でしゃばるくらい社交的になりたい。

 

そう思っているのに、現実では、人との交わりがほとんどない。。

今回カウンセリングしていく中で、やはりお母さんというワードが何度も出てきます。
こういう場合は、僕は年齢退行療法という幼いころの自分に戻るセッションを提案させていただきます。

 

今回も、この年齢退行療法で幼い自分を見ていきました。

リラクゼーションの後、現在の社交的になれない自分を作っている過去へと誘導していきます。

「今どこにいるのかな?」

『施設の、廊下?』

「施設ってどういうこと?」

 

彼は、幼いころ長い間入院していたそうです。
そして、その病院にある小学校で勉強し、そこの食堂でみんなで食事をとっている。

 

10人くらいの友達とみんなで食事。
すごく楽しい時間でした。

 

年齢退行療法では、次から次へと場面が変わることがあります。

 

彼も次の瞬間5歳の自分に戻りました。
喘息の発作で苦しんでいる自分。

ゴホゴホと咳が続き苦しい。

 

その時、周りを見てみると、そこには困った顔をしたお母さんがいらっしゃいました。

そんなお母さんを見て彼は、
「心配かけてしまっている」
「悪いな~」と思っていました。

 

セッションをしていて、この「悪いな~」という思いこそ、
大人になった彼に現れてくる「悪いな~」の気持ちと同じであることがわかりました。

 

しばらくして、吸入したことで、
幼い彼の発作も収まりました。

その時、お母さんの顔も、ほっとした顔になりました。
そこで、お母さんと人格交代をしてみます。

 

人格交代とは、イメージで相手の中に入って、相手の気持ちを確認していく作業です。

すると、ぜんそくの発作で苦しみながらも、お母さんに悪いな~と思っていた彼を見て、お母さんは複雑な気持ちになりました。

 

こんな小さい子供なのに、
そして、こんな苦しんでいるのに、
自分(お母さん)に気を使っている。

 

すると、一日も早く治って欲しい。
お母さんのそんな気持ちが湧き上がってくる。

 

その時、僕はお母さんに、この彼が大人になってからも、
この時と同じように、お母さんに対して悪いという気持ちを引きずっている。
ということを伝えました。

 

そして、本当は、社交的になりたいのになれないでいることも。。。

すると、お母さんは、「どんどん社交的になって欲しい」
彼にそう言ったのです。

 

お母さんに悪いから…
と、すべてをストップさせていた彼。
でも、お母さんはそんなことを望んでいなかった。。

 

いかがでしょうか?

僕らの潜在意識は幼いころに作られる。
そう言われています。

幼いころの体験が、いくつになっても記憶としてそこに残り、大人になった自分を苦しめる。

 

いろんなことを学んできたことで、僕らはこうして普通に社会生活を送ることができています。
でも、幼い自分で受け取った思いには、たくさん、間違っていることもあるのです。

でも、潜在意識にその思いがある限り、
頭でわかってもなかなか自分を変えることができない。

 

だから、ヒプノセラピーで直接、クライアントの潜在意識と会話をするんです。
そうすることで、本当にいろんなことが見えてくる。

 

このクライアントさんにもきっと変化が起こると思います。
楽しみです。。

 

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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