人間関係で傷ついた自分の心を浄化する方法
人間関係がうまくいかずイライラが止まらない。
そんな経験ありませんか?
人の悩みの90%以上が人間関係の悩みだと言われています。
思うようにいかない人間関係。
そのストレスで心がざわざわ、、
「もう、心をきれいに洗濯したい!」そんな気持ちになったことがあるかもしれません。
そんな時どうすればいいのか?
今日は、実際にあったカウンセリングの事例を参考に、人間関係で傷ついた自分の心を浄化する方法について書いてみたいと思います。
友達との関係がうまく行かなくなったセッション事例
カウンセリングに来ていただいたクライアント Aさん
彼女は、長年つきあってきた友達とうまく行かなくなった。と悩んでおられました。
一番仲良く、長い時間をともに過ごしたお友達。
でも、あるきっかけから疎遠になってしまった。
良くある話だと思います。
「何があったんですか?」そう聞くと、詳しくお話ししてくれました。
非常識で理不尽な相手
僕はそのAさんとはずいぶん前からのお付き合いなので、いかに、周りに気を遣う人なのか
大きな愛を持っていて、どんな人にでも優しくできる人であることはちゃんとわかっています。
だから、相手の話を聞かなくても、正しさはそのクライアントさんにあることがわかります。
でも、正しさでは悩みは解決しないのです。
どんなに自分が正しくても、事実として、苦しんでいる自分がいる。
あんな非常識で理不尽な人とはもう付き合わない。
そう決めて、完全に自分の頭から消すことが出きたらどんなにいいことか…
でも、このAさんは、やっぱり気になってしまっている。
人間関係のつまずきは自分の正しさからスタートする
カウンセリングでお話を聞いていくと「自分は正しいんだ」と必死で僕に伝えてくる方がいらっしゃいます。
でも、正しいか正しくないかは、自分の気持ちとは関係ないのです。
人間関係がうまく行かない時、多くがこの正しさをもとに争いが始まる。
だってこんなことするのおかしいでしょう。
と、いくら言っても、その相手の中には、相手の正しさがあるんです。
相手が言っていることが正しいとわかっていても。
「だって嫌なんだもん!」
こんな場合も相手の中では、これが正当な理由なんです。
自分を振り返ってみて下さい。
誰かに怒られたり、文句を言われた時、きっとあなたの中では、「だって…」と理由があるはずです。
僕らは自分の世界では、常に100%理由が有り、正しさがあるのです。
「でも、間違いを認めることがあるじゃないか。」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、確かに、自分の非を認める場合もあります。
でも、それは相手に責められたから認めたわけではありませんね。
怒りをぶつけると、相手は100%自分が正しくなるんです。
どんなに自分が間違っていようと、「あなたが悪い」そう言われた瞬間
「だって●●なんだから」と正しさが現れるのです。
人間関係でつまずかない為のポイントは
人間関係でつまずかないためには、相手と同じ土俵で戦っていてはいけません。
もっと心を広げて見てみるんです。
どんなに親しい人でも、100%相手を理解することなんてできません。
あなたにも、誰にも言えない秘密が一つや二つあるはずです。
だから、相手のことをどんなに自分が理解していると思っていても、
それは自分の世界に映る相手のことであり、相手のすべてを知っているわけではない。
だから、頭に来ることが起こった時、「あなたの宇宙ではそう見えるのですね」そう思ってみる。
自分と相手は違うんです。
親も違えば、家庭環境も違う、学校も友達もすべての経験が違うのです。
僕らは経験からいろんなことを学び取る。
だから、経験が違えば当然、見えている世界も違うのです。
自分が住んでいる宇宙は自分だけの宇宙です。
目の前にいる人には、その人に見えるその人だけの宇宙が広がっているのです。
だから、自分と違う判断をする人がいたら、「あなたの宇宙ではそういう風に見えるんですね」
そうとらえることができれば、心がざわつくこともない!
心はどこにある?
ここでちょっと話が変わりますが、「心」ってどこにあると思いますか?
頭の中?
心臓?
じゃあちょっとテストをしてみましょう。
大きく深呼吸をしてください。
そして、イメージをしていきます。
あなたの体から抜け出して、今そこにいる自分を空中から見ているイメージをします。
そして、あなたはどんどん空高く上がっていきます。
自分がどんどん小さくなって、周りの景色もドンドン小さくなる。
海が見え、陸地の形がまるで地図でも見るようにはっきり見えてくる。
雲の上に出て、そして宇宙に飛び出していく。
丸い地球がくっきりと見えて、そして、地球がどんどん小さくなっていく。
遠い遠い宇宙からあなたは今地球を見ている。
いかがでしょうか?
イメージできましたか?
現実には、部屋から一歩も出ないのに、宇宙から地球を眺めるイメージをすると、なんだか、本当に眺めているような気持になってくる。
そう、心は決して、頭の中や心臓にあるのではないのです。
一瞬にしてどこへでも飛んでいくことができる僕たちの心。
ひょっとすると心の中に僕たちの体があるのかもしれません。
何を言いたいかというと、つまり僕たちはいつだって広い視野ですべてを眺めることができるのです。
ひとつにこだわらず、いろんな方向から現実を眺めてみる。
そうすると、「こうあるべきだ」「こうでなければならない」
そんな思いを手放すことができる。
僕はよく自分から抜け出します。
そんなこと言うと、変に思うかもしれませんが、ただイメージするだけです。
なんだか、嫌な気分でいる自分がいる。
そう気づいた時、その自分から抜け出し、その自分を眺めてみるんです。
「あー 今、こいつ怒ってるな~」
そして、こいつのどこに嫌な気持ちがあるんだろう?
冷静に見ていくと、例えばのどのあたりに違和感を感じているようだ。
なんとなくそれがわかります。
そして、今度は、そののどの違和感に焦点を当てて、違和感をしっかりと感じてみるんです。
じーーーっとただただ感じる。
その違和感の中にいるんです。
すると5分もするとその違和感が消えていきます。
嫌な気持ちでいる自分から抜け出して、その自分を眺めている時、その眺めている存在は嫌な気持ちではありません。
僕はこれを自分を浄化する作業だと思っています。
浄化とかいうと、なんだか宗教的な儀式のように思うかもしれませんが、そんなに堅苦しいものではありません。
ただただ自分を楽にするためのひとつの方法です。
自分から抜け出し自分の心を浄化する。。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい。
人間関係で傷ついた自分の心を浄化する方法 まとめ
僕らは母親のお腹の中から生まれてきます。
生まれたすぐは、まだ何もできない。
牛や馬なら生まれてすぐに立ち上がり、小さいながらに牛や馬をやっていますが、僕らは人間はそうではないのです。
不完全で生まれ、まだ何もできない。
だから、親が子供を守るのです。
そして、人間として生きていくためにはどうしなければならないのか?
人間の世界のルールを教えていく。
でも、その教わるルールは全員が同じルールではありません。
教える人によってそのルールはまちまちなのです。
そして、親から子へとそのルールが引き継がれていく。
親自身も幼いころ、その親にルールを教わり、そして、その親も…
僕らは世代を超えていろんなことを引き継いで生きている。
そこには、人間としてこうあるべきだ!
こういう風にしなければならない。
そんな正しいルールがいっぱいある。
でも、その全てが他人の価値観を受け継いでいるだけなのです。
だから、そのルールに縛られるとどんどん苦しくなる。
だから、心がざわつく時は、そんな自分から離れて、本当の自分でしっかりと自分を見つめていく。
「お前頑張ってるな」「そんなに無理することないぞ」と自分に声をかけていく。
それができた時、必ず心はきれいに浄化され。
本当の自分でいることにOKを出せるようになるのです。
あなたはあなたのままでいい。
私も私のままでいい(^^)/
しっかりと心を浄化して自分らしく生きていきましょう。
それでは、今日も最後までありがとうございました。
笑顔いっぱいの一日になりますように。。。
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投稿者プロフィール
- 現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。
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