人間関係がうまくいかない。そんなあなたを救うたった一つの考え方。

 

人間関係がうまくいかない。そんなあなたを救うたった一つの考え方!

 

心理カウンセラーの今泉智樹です。

今僕は、いろんな人にカウンセリングをさせてもらっていますが、
やっぱり一番多い悩みは、「人間関係」の悩みです。

そして、その人間関係で悩んでいる人の多くにはある特徴があります。

それは、「被害者になっている」ということ。

上司がとんでもないやつなんです。
一番信頼していた友達に裏切られてしまって…
うちの母は昔から常識が無くて…

などなど、

いろんな状況の中で、自分が被害者となっている。

でも、この世界は2極の世界と言われています。

必ず、裏があるのです。

自分が文句を言われる側であれば、そこには必ず言う側の人がいる。

この世界では必ず二人が同時に誕生する。

自分が被害者に意識を合わせると、相手が加害者に見えてくる。

「あの人が私に文句を言ってくる。」と相手の被害者になっていますが、
相手の立場になってみると、そこには被害者だった自分には見えていなかった世界がある。

 

人間関係を改善するために相手になってみる

 

ヒプノセラピーでは人格交代という手法を使って相手の中に入ります。

そうすると、相手の立場から見ることができる。

僕らがイライラする時、僕らは必ず片側の世界からその事実を見ています。

片側から見て、被害者になっている。

片側から見て、自分は被害者だから相手に変わってもらわないといけない。

だから、必死に相手を変えようとしますが、相手には相手の見える世界があり、そこでは、その相手はただ傷ついているだけなんです。

 

人間関係の被害者にならないために、、ちょっとイメージしてみて下さい。

 

あなたが仕事から家に帰って部屋に入ってたら、テレビに映像が写っていました。

そこには、ウサギを追いかけている狐がいる。

そして、次の瞬間、ガブッとウサギの首根っこに狐が噛みつきます。

狐がくわえるウサギから血がしたたり落ちている。。。

ちょっとイメージしたくないかもしれませんが、それを見た瞬間あなたはどんな気持ちになりそうですか?

きっとそんな映像見たくないと思います。

そして、その時、狐が憎く、ウサギがかわいそうに見える。

でも、その日、たまたまお子さんがその番組を録画していた。

そして、そのシーンにはもっと前があったんです。

巻き戻して見てみると、その番組は実は狐のお話しだったんです。

 

狐のドキュメンタリー番組

 

若い狐が一本立ちして、女狐と出会い結婚しました。

そして、三匹の子ぎつねが無事生まれた。

子供は順調に育って、いよいよ生肉を食べるところまで成長してきた。

そこで、お父さんは狩りに出かけるんです。

一日目、狩りはうまく行かず、何も取れずにお父さんはお家に帰ります。

すると、子ぎつねがキャンキャンキャンキャン餌が欲しいと泣いています。

次の日、お父さんはまた狩りに出かけます。

でも、また丸坊主。

子ぎつねは昨日にも増して、おなかがすいたと泣いています。

三日目、また狩りに出るのですが、また獲物にありつけない。

自然界って厳しいんです。

なかなか獲物にありつけない。

帰ってきたら、昨日に比べると心なしか子ぎつねの元気がない。

 

四日目、また何も収穫無し。。

 

帰ってきたら、子ぎつねはもうぐったりして餌をねだる元気もない。

五日目、またお父さんは気を取り直して狩りに出かけます。

そこで、最初に見た狐がガブっとウサギに食いつくあのシーンに結び付いた。

そうすると、どう思いますか?

良かった。。と思いませんか?

ウサギサイドから見たら、悲惨な出来事だったのですが、

狐サイドに移るとそれが喜びに変わる。

 

全ての苦しみは片方のサイドから見ていて、お互いがお互いを必要としている。

 

食べるものと食べられるもの。

文句を言われる側と文句を言う側。

自分がどの立場を選択しているのか?

自分は被害者だと思った時、初めてそこに加害者が生まれる。

もう被害者になるのをやめませんか?

そして、「全ては自分が作っている。」そう考えてみませんか?

 

人間関係のストレスを解消する考え方

 

無礼講という言葉を聞いたことありますか?

「今日は無礼講じゃ、なんでも勝手にするがよい!」

いちいち許可は要らないから勝手にしなさい、という大変太っ腹な考えです。

そうすると、その日に起ったことはすべて許せます。

「俺が認めたんだからいいよ」ということです。

だったら、毎日これやってみませんか?

毎日家を出る前に「今日は無礼講じゃ、皆の者勝手にするがよい!」と。

通勤電車の中が満員だったとしても「よいよい、俺が許したのだ。おしくらまんじゅうを楽しむがよい!」と。

そうすると、いつもとは様子が変わります。

渋滞に巻き込まれても、「よいよい、俺が許したのだ。晴れた空でも楽しみながら進んで行こう。またとないチャンスに恵まれた。」と喜びだけを体験します。

遅刻して会社に着いたとたん、上司がカンカンになって

「何やってるんだ!今日は大事な会議があったのに」と言われても、

「よいよい、今日は無礼講じゃ。好きなだけ不満を言えばよい。何でも私が聞いてやろう」…

ただし、これは自分の心の中で独り言としていってください(笑)

こうなると、イライラはなくなってしまいます。

あなたが許しているのだから、あなたが被害者になることはない。

 

人間関係で悩むあなたを救るたった一つの考え方

 

☆被害者にならない。

ぜひ、チャレンジしてみて下さい。

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もあなたのまわりが笑顔でいっぱいになりますように。。。

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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