カウンセリングなんて効果ない!そんなあなたへ カウンセリングの効果を高めるために必要なこととは。

草原に立つ女性

 

カウンセリングなんて効果ない!そんなあなたへ カウンセリングの効果を高めるために必要なこととは。

 

こんにちは、心理カウンセラーの今泉智樹です。

早速ですが、あなたは心理カウンセリングを受けたことがありますか?

もし、YESであれば、カウンセリングの効果はいかがだったでしょうか?

「一回受けただけで劇的に変わりました。」という方も、いらっしゃるかもしれませんが、

でも実は、心理カウンセリングってそんなものではないのです。

 

心理カウンセリングってそもそもどんな効果をもたらすものなのか?

 

心理カウンセリングとWikipediaで調べると

アドバイスとは異なり、カウンセラーがクライエントに対して明確な解決策を直ちに提示することは原則的にない。 これは、カウンセリングという場においてクライエントが自らに向き合い、その作業を通じて新しい理解や洞察に自発的にたどり着き、最終的にカウンセリングが終結した後には、カウンセリングにおける経験を生かしてクライエントが実生活の問題や悩みに主体的に相対して行けるように導くことが、カウンセリングの目的であると同時にカウンセラーの役目であるためであり、心理カウンセリングの際は大切にされる原則である。

Wikipedia「カウンセリング」内(心理カウンセリング)

 

カウンセリングという場においてクライエントが自らに向き合い、その作業を通じて新しい理解や洞察に自発的にたどり着き、最終的にカウンセリングが終結した後には、カウンセリングにおける経験を生かしてクライエントが実生活の問題や悩みに主体的に相対して行けるように導くことが、カウンセリングの目的である。

 

つまり、自分の悩みや問題にに押しつぶされることなく、その悩みや問題にしっかりと向き合える自分を作ること。

これが、そもそものカウンセリングの目的なんです。

 

そして、自分の悩みや問題にしっかりと向き合うことができれば、必ず、その悩みや問題は解決できる。

だから、そんな向き合える自分を作ることができた時、カウンセリングに効果があったと言えるのだと思います。

 

自分の悩みや問題にに押しつぶされることなく、その悩みや問題にしっかりと向き合える自分を作るためにカウンセリングではどんなことをするのか?

 

カウンセリングをしているとよく過去の出来事が出てきます。

 

カウンセラー:「なんでそう思うんですか?」
クライアント:『私は幼いころ母に愛されてなくて…』

 

こんな話です。

でも、そういう方の中には何度カウンセリングをやっても
毎回同じお母さんの話が出て来る人がいます。

カウンセリングをしたらその問題は解決されるはずなのにいつまでも解決できない。

つまりカウンセリングの効果が全く出ていない。。

カウンセリングをやったのに、自分の悩みや問題にに押しつぶされ、そして、その悩みや問題にしっかりと向き合えていない。。。

なぜそうなるのでしょうか?

 

それは、原因を突き止めて、そこで終わってしまっているからなんです。

 

カウンセリングの効果を高めるために必要なこととは?

 

確かに多くの人の悩みの原因は幼いころの経験にあります。

 

例えば、お母さんに、「お前は何にもできないダメだな子だ!」
そうやって、いつも叱られ・殴られ・傷つけられて育ってきた人は、その幼いころの出来事を大人になった後も引きずっている。

そんなケースがよくあるんです。

 

引きずるとは、大人になっても母親に言われてきた「自分は何もできないダメな人間だ。」という言葉を信じ込んでいるということです。

信じ込んでいるから、「自分はダメな人間だ。」という信念で動いていくんです。

そうすると、無意識でダメな人間を演じ、その結果を見て、さらに、その信念を強く握りしめる。

では、そんな問題を解決するために、カウンセリングではどんなことをすればいいのでしょうか?

 

カウンセリングで問題を解決するために何が必要なのか?

 

先ほども書きましたが、原因を突き止めて、そこで終わってしまっている。

それでは、当然ですが、カウンセリングの効果はでません。

 

つまり、原因に気づいただけではダメなんです。

では、どうすればいいのか?

タイムマシンに乗って、幼いころに戻り、そして、その現実を変えることができれば…

お母さんにそんなことを言わせなければ…

そう思うかもしれませんが、

残念ながら、過去の出来事を変えることは出来ません。

そして、過去の記憶を消し去ることもできない。

じゃあいったいどうやったらそれを解決することができるのでしょうか?

 

それは、癒してやるんです。

 

その傷ついた幼いころの自分をしっかり今の自分で受け止めて

「私が守るから」そう言ってやるのです。

 

もし、今も消えない過去のつらい出来事があるのであれば、

目を閉じて、その時の自分を目の前に出してきてください。

 

イメージするんです。

 

そう、あの幼いころの傷ついた自分です。

あの時の泣いていた自分です。

その子をじーーっとみてください。

どんな顔していますか?

何を言いたそうですか?

 

大人のあなたにはその子の気持ちが全部わかります。

 

あなたはすべてを知っている。

その子は本当に、お母さんに言われていた何もできないダメな子なのでしょうか?

その幼い子がなんでもできなければならないのでしょうか?

 

幼いころの自分は、お母さんに言われたことを本当のことだと思い込んでいる。

でも、今のあなたならわかるはず。

 

その幼いころの自分を癒す覚悟をしてください。

そして、しっかりと抱きしめてやるんです。

 

今のあなたが、すべてを知っているあなたが、本気でその幼い自分を癒すと決めれば必ず、その子は喜んでくれる。

あなたにしかできないことなんです。

 

僕はカウンセリングでいつもその子を癒すお手伝いをさせてもらっています。

 

まずは、傷ついた幼いころの自分を見つけ出し、そして、それを癒すお手伝い。

それが、僕のカウンセリングです。

 

でも、さっきも書きましたが、本当に癒すことができるのはあなたしかいません。

カウンセラーはお手伝いをするだけなんです。

 

もう一度言います。

もし、今、過去のつらい出来事に苦しめられている自分がいるのであれば
ぜひ、自分でその子を癒す覚悟をしてください。

あなたにしかできないことです。
そして、あなたには必ずそれができますから。。。

 

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

 

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投稿者プロフィール

今泉智樹
今泉智樹心理カウンセラー・カウンセラー専門ビジネスコーチ
現在はカウンセラーとして個人セッションを行いながら、同時にカウンセラーを育てることに注力。カウンセラーとして活動していくために必要なUSP(独自の売り、強み)を引き出すコーチングには定評がある。著書「カウンセリングの技術」は重版を重ね現在も売れ続けている。気軽にカウンセリングを受けることができる日本を作るをモットーに今も全力で走り続けている。

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